めっちゃ地方暮らし

キャリアゼロ。不安だらけの地方暮らしを頑張るブログ

【長野市大岡】北信初の「のろし上げ」

こんにちは、平田 真梧( @singo_snow )です。

 

梅雨も無事明けてクーラー扇風機が必要な季節になりましたね。


大岡のお山の上は昼間はそれなりに暑いですが、夜は扇風機どころか
部屋を閉め切っても半ズボンじゃ寒いくらいです。

 

夏は完全に「都会ざまぁみろ」ですが、逆にこれだけ涼しいと
冬が恐怖でしかないので、今のうちに山の特権を堪能しておこうと思います。

 

とはいっても、冬は冬で空気が澄んでる分
北アルプス一望の雪景色を毎日見れるから
楽しみなんですけどねっ!

 

北信初の”のろし上げ”の試験実施

 

そんな夏は快適冬は絶景な大岡ですが、8月11日の山の日に
北信で初となるのろし上げを行います。

 

のろし上げというのは、山の上でのろし(煙)を上げて
山沿いに情報を伝達していく手段のことです。

 

まだ携帯という概念すらない昔はこうやって素早く情報を
伝えていたわけですね。

 

 

1万キロ離れていようと、ものの数秒で情報伝達が出来てしまう現代ですが、
不便だらけだった昔ならではの良き文化をこうして再現することは
とても素敵なことです。

 

昨日は山の日の本番へ向けて、のろし上げをする現場の整備と
試験実施を行いました。

 

南信でのろし上げを行っている中川村で教わった手法を元に、
竹で土台を作りその上に藁など燃やす材料をのせていきます。

 

f:id:singo_snow:20170731181501j:plain

 

 準備が整い、いざ着火!!

 

f:id:singo_snow:20170731182006j:plain

 

「あれ、大して燃えてなくね?」そう思ったアナタ。
ごめんなさい!肖像権の問題でこれしか写真ありませんでした!!
※着火直後は本当に勢いよく燃えておりました

 

大事なのは炎よりも煙です。今回の実験では元気よく舞い上がったり、
風に流されたり、煙自体が薄くなったりで不安定でしたが、燃やす量を
増やしたり土台を広げたりすれば解決しそうでした。

 

こうやって自然を相手に試行錯誤するのも、
都会では少なくなってしまった良いところだと思います。

 

便利な今だからこそ大切な先人の知恵

 

「今更そんなのやる意味なくね?」
こう思う方もいらっしゃるかと思います。

 

確かに携帯は便利で手放せない存在だけど、電波が届かなかったり
壊れたりなど災害が起きた時にはただの文鎮と化してしまいますよね。

 

のろし上げのような昔の伝達手段は、不便で不安定ではあるけど
知恵さえあれば必ずできます。

 

これから先、どれだけ技術が進歩しようと、機械に頼らない
むかしの知恵や文化を絶対に忘れてはならないと思います。

 

そして、便利と幸せは決してイコールではなく、不便の中にしかない
幸せも沢山あるんだと、昔の情景が残るこの地へ来て日々痛感しております。